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since 8,Aug,1999
1st written at Jun,2,2005
Last update at Mar,16,2006
概要  最近あまり出番のないニッケル水素二次電池だが、まだ身の回りには残っている。ニッケルカドミウム電池(NiCd:ニカド電池)と特性は余り変わらないが、登場当時の1990年前後は容量を格段に大きくすることが出来るというのもてはやされた電池である。取り扱い注意事項は多い。が、そんなに詳しくは書かない
特性 (1)大出力に強い
(2)保存特性が良い
(3)メモリ効果がある
(4)自己放電が多い
注意点 使い切るまで充電しない
メモリ効果を発生させ、満充電容量を減少させることになる。満充電にする必要がある場合は、一度使い切ってから再度充電する。これをリフレッシュといい、装備されているPC等も存在する。

充電し始めたら終わるまで充電を止めない
これもメモリ効果の原因となる。

長期保存時でも時折充電させる
装置に装着したまま長期保存しない
自己放電が多く、過放電になってしまう。過放電が続くと電池容量が極端に失われる。深い過放電状態にすることなく長期保存すれば、比較的長い期間、性能を維持できる。

Aging  新品導入時には出力停止寸前までの放電と満充電を2〜3回繰り返すといい。これをエージングという。電池の内部イオンのバランスを一度両方向に振って、電池の正しい性能を引き出すための作業である。ニッケル水素電池に限らず、リチウムイオン電池でも同様の手続きが推奨される。

 エージングはなるべく低温(つまり室温)で行うのが良いとされ、充電と放電の間には数分〜十数分の間隔を空けるとよい。
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