SASIポートにSCSIデバイスを接続する
というわけで、SUPER以前の機種にHDDを繋ぐ場合は、SASI端子を利用してSCSIデバイスを接続するということになる。この場合はSxSIというソフトウェアが必須になる。ここで気をつけなければならないのは、SASIにはパリティが無く、SCSI-2以降では必須ということだ。
どういうことかというと、SASIポートをSCSIに見立てて通信しても、その相手がSCSI-2のHDDだったりした場合、パリティが無いがためにHDDは知らん顔をするというわけだ。この回避方法は2つある。
○HDDのパリティを無効にする。
○パリティ回路を自作し、SASIポートに搭載する。
パリティ回路を作るというのはそんなに難しいことではないが、問題は本体を改造してしまう行為のほうにある。腕に自信の無い人はやめておけということだ。それでも改造したい人は、ここのサイトを見るとよろしい。
そうでない人は、SCSIデバイスを自作するということになる。こっちのほうが余程安全でかつ早く手に入るだろう。
まず、SCSIHDDを買ってくる。モノはIBMやSeagateがいいだろう。気をつけるのは、SCSI端子が50Pinのものを買ってくるということだ。中古で\2,000くらいで手に入るだろう。秋葉原なら、ソフマップの中古(電気街口を出たら左に曲がってまっすぐ行った突き当り)か、じゃんぱら(さらにそこを左折してLAOX楽器間を通過したところにある)で手に入る。
あとはケースだ。SCSIケースなら\4,000くらいから買えるので、知っている限り多くの店を回るといいだろう。俺は\2,980の現品処分品を買ったのだが、外付け端子がSCSI1型(X68本体と同じコネクタ)だったので却ってよかった。
そして、SeagateならPDのジャンパをショートすることでパリティが無効にできるので、普通に繋げばあとは問題ない。IBMの場合はここのサイトを見るべし。
ソフトウェア面は、後ほど加筆予定。
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